【京都市右京区】創業1919年、100周年を迎えた『亀田富染工場』。『pagong』が世界に向けて発信する京友禅の魅力とは。
創業1919年の『亀田富染工場』の一角に建つ『パゴン本店』。
工場では、熟練の職人が手染めを行っているそうです。
一見すると、まさかそんな歴史のある工場がこんな場所に、と思ってしまうような車通りの多い五条通り沿い、ちょうどイオンモール京都五条の道向かいにこのお店はあります。
染め工場の蔵に残されていた京友禅の5~6千点もの図案の意匠をもう一度、世の中の人達に見てもらうことはできないかと考えるなかで、アロハシャツに仕立てたところ評判がよかったので、試作を繰り返し、素材、着心地、耐久性、などのデータを集め、商品としての改良を加えていき、この『pagong(パゴン)』をオープンするに至ったそうです。
お店のショーウィンドウには、季節ごとに様々なアロハシャツやワンピースが飾られ、京友禅のもつ染めの美しさ素晴らしさをアピールしています。
店内には色鮮やかな伝統柄や日本の色に染められた商品がずらりと並び、独特の空間を演出しています。
京友禅という日本文化が現代のファッションと融合した姿がここにあります。
本店では、工場見学や染め体験(要予約)も行っているそうですので、是非公式ツイッターやインスタグラム、ホームページなどチェックしてみてください。
嵐山の観光名所“キモノフォレスト”でも32種の柄が採用されるなど、実は右京区にも大貢献されているのですよ。
『パゴン本店』はこちら↓