【京都市右京区】扉を開ければ昭和のにおいと珈琲の香りが漂う老舗喫茶のセットに付くフルーツ盛りがプチ贅沢だという噂です。
京福電鉄「帷子ノ辻」駅を出てすぐ、三条通り沿いにある『亀屋珈琲店』。昭和レトロな外観に目が留まります。
道向かいには以前ご紹介した『スマート珈琲店 太秦店』があります。
営業時間は9:00~17:00。日曜定休です。
モーニング・セットとランチタイム・セットがあります。※単品ドリンクもあり
セットに付くフルーツがプチ贅沢だということで“モーニング・セット C”590円(税込み)をオーダー。
オーダーすると、マスターがカウンターの向こうで厚切りの食パンにシャッシャッとバターを塗る音が。店内はBGMがないため、こうした調理の音やお客様の会話がしっかり聞こえてきます。
絶対モーニングのために作られただろう、と思えるプレートに3つに切り盛りされたバタートーストと、ゆで卵とホットコーヒー。それとは別に、フルーツの入った器が。
ちょうど良い焼き色に仕上がった厚切りのトーストに塗られたバターが染み込んで、その香りが食欲をそそります。
店の雰囲気と、マスターの風貌、トーストの厚みが余計に美味しさを引き立てているような気がしました。こんなにしみじみと味わいたいトーストにはそう出会えないかも。
そして、セットに花を添えるのがこのフルーツ。メロン、すいか、バナナ、みかん、パイン、黄桃、巨峰が入っていました(フルーツの内容は日によって違うようです)。家ではこれらを朝食に、なんて出来ないです。なるほどこれは目にも鮮やか、栄養もしっかりでプチ贅沢気分になります。
今日はお天気が良いので彼と自転車でお散歩?
ずっと行きたかった #亀屋珈琲店 さんへ。
お手頃価格なのに果物盛り沢山なランチセット?
お店の中はひっそりしてるけど温かくて、とっても居心地がいい。お気に入りの喫茶店がまた増えてしまった☺︎ pic.twitter.com/Lz1xsMvrVE
— 朝子 (@chocotokoutya) March 27, 2021
駅前で人通りはそこそこありますが、ひとたびカランコロンと鳴る扉を開け店内に入るとそこは、時が静かに流れるどこか懐かしい昭和な空間に身を置ける老舗喫茶です。地元の常連客の会話もここでは心地良いBGMです。
「帷子ノ辻」駅をご利用の際には、この昭和レトロな空間でプチ贅沢を味わってほしいものです。
『亀屋珈琲店』はこちら↓